レンタカーとトラブル

トラブルの事例

実際起こりうるトラブルとは何でしょうか。

一つは車体を擦ってしまい傷つけてしまった場合です。
小傷でも、警察に連絡して事故証明を取らない場合、レンタカーショップに損害賠償を請求されてしまいます。
また、それが当て逃げでも同様で、少しでも借りたときの状態と違うと感じた場合は警察ならびにレンタカーショップに連絡しましょう。

借りた車が事故に巻き込まれる・巻き込んでしまうというケースも存在します。
巻き込んでしまった場合には、第一に安全な地点で負傷者の救護を行います。
引き続き警察への連絡、事故状況の記録、レンタカーショップへの連絡が順となります。
また巻き込まれてしまった場合、警察の聴取に応じる、レンタカーショップへの連絡等は同様ですが、痛み・不調を感じなくても病院で医師の診断を受けることも必要です。
後になって重症化するケースもありますし、すぐに受診しなければ保障が受けられない可能性もあります。

自賠責保険と任意保険

自動車保険には自賠責保険と任意保険が存在します。

自賠責保険は、いわゆる強制保険であり、自賠責法による規定で各車両ごとに加入する義務があります。
そのため、レンタカーを借りる際には基本料金に含まれています。

任意保険への加入は、国内のレンタカーショップのほとんどが加入しています。
任意保険の内容は、代表的なものでは対物賠償責任保険・車両保険が挙げられます。
対物賠償責任保険への加入により、発生する損害賠償金に対しての支払いを受けることができ、その対象は事故相手の車両や物、電柱や店舗などです。
車両保険への加入は借りた車が自損あるいは他損を受けた場合の損害賠償金を補填します。

上記２つの保険に加入していても、自己負担金として払う必要のある免責金額が存在します。
しかし、それを少額で補償する制度がレンタカーショップに存在するため、こちらには是非加入するべきです。